６０歳になりました。

年とともに誕生日なんてめでたいものでも何でも無くなってくるけど、還暦を迎えた今回の誕生日だけは特別なものになりました。

四国と東京では還暦記念ライブと銘打ってやったものだから、還暦は一生に一度しかないから、お祝いだからと言ってたくさんの人が演奏を聞きに来てくれました。
自分の人生の僅か３分の１しか住んでない故郷の新居浜でも、また東京ではシグナスが満杯になるほどに集まって下さいました。
お一人お一人にお礼を伝えられてないけど、先ずはここで御礼申し上げます。

ご一緒していただいたミュージシャンもスペシャルな田井中福司さんはじめ、一緒に新居浜まで来てくれた仲間達にも感謝しています。
また、先月早々と誕生会をして下さったフィルインミュージックの皆さん、新居浜でいつも支えて下さる皆さん、ライブ会場でお祝いしてくれたミュージシャンの皆さん、どうも有難う！

今日からは新しい暦ですが、気負わず、これまでと変わらず淡々と生きていこうと思っています。
今後とも宜しくお願い致します。

今日は休みだぜ〜

還暦記念ライブの翌日は仙台の少し先にある多賀城市まで日帰りの仕事があり、昨日はハーモニカとヴァイオリンのユニットでのライブをやりました。
明けて今日は兵庫にいる長男に会いにいく予定にしていたのですが、急遽研修先を退職して戻って来たので兵庫に行く予定が無くなりました。
良いのか悪いのか、僕はツアー後ようやく休みをとることが出来ます。

そして、明後日から京都に行きます。
１６日は京都伏見区にあるレミューズカフェでライブをやります。
大学の後輩で今は京都を中心に活躍しているピアニストの河野多映が企画してくれました。
ヴォーカルのYOKOさんとトリオで、皆さん初めてのメンバーです。

●9/16(Fri.) 京都伏見区 les Muses K’afe (075-622-0014)
YOKO(vo) 小野孝司(p) 大倉甲(b) 木曽稔之(d)
Start 19:00, M/C ¥1,800
京都市伏見区納屋町１３２−１

この日のライブを終えたら夜行バスで東京に戻って、１７日は錦糸町アーリーバードに出演します。
メンバーは、ベースの荒巻茂生とドラムの茂森輝哉で、初めての組合わせのメンバーです。
３人がそれぞれ持ち寄った曲を演奏します。

●9/17(Sat.) 錦糸町 Early Bird (03-5608-1083)
茂森輝哉(d) 小野孝司(p) 荒巻茂生(b)
OPEN 19:00, 1st 20:00, 2nd 21:30, M/C ￥3,000(1drink)
墨田区錦糸2-3-9 アライビル301

この２日間はどんな演奏になるのか、今から楽しみです。
１６日は関西、１７日は関東の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

先日のライブで、還暦祝いに金箔入りの佐渡の酒をいただきました。

昨日の昼間、思いついて金箔を写真に収めようとして、ついでに少し味見をしてみたらこれが美味い！
僕はあまり酒が強くないのだが、昼間から呑んでしまった。
還暦過ぎて酒を覚えたらヤバいんじゃないか、と危惧した昼間の出来事でした。

音符は人

パウエルの「Bud On Bach」がきっかけになり、昨年の年頭からE.Bachの「Solfeggietto」を毎日少しずつ練習しています。
もう1年半にもなるけど、パウエルの様な演奏にはまだまだ遠くて、最近は日々のトレーニングの中の1曲となってきました。
と云うものの、ライブではよく演奏してます。

この曲と毎日付合っていて、音楽って人間社会と同じだなってふと思ったのです。
例えば、この「Solfeggietto」は１６分音符で書かれているからたくさんの音符があります。
いくつあるか数えてませんが、たくさんの音符の中には目立つ音もあればそうではないものもあります。
表には出てこなくて目立たない音も、それが無ければこの楽曲は成立しません。

人間社会には権力者や金持ちがいる反面、そうで無い人もたくさん居ます。
それこそ、「Solfeggietto」の音符の数どころではないくらいのたくさんの人がいます。
むしろ人間社会が成立しうるのは、そのような大多数の人達の存在があるからです。
言い換えれば、それぞれの役割を持った人達の集合体なのだと思います。
今、まさに参議院選挙の真っ最中なので、その意味が判り易いですね。

優れた音楽は、作曲者や編曲者が全ての音符に意味を持たせてそれぞれの音が必要であることを感じさせ、音同士が反発し合うことなく美しい調和をとっています。
人類が住まわせてもらっている地球にも早く、地球音楽の優れた作曲家（リーダー）の出現を期待しています。

そのために、先ずは選挙に行きます。
諦めないことですね。

今年も一年間、ありがとうございました。

先月、このブログに「捨てる神あれば拾う神あり」をアップした直後に大阪に住む大学の先輩から一冊の本が送られてきました。
中村天風さんの講演の内容をまとめた「運命を拓く」と云うその本を読むのに1ヶ月もかかってしまいましたが、ややもすればマイナーになりがちな自分の気持ちをメジャーな方向に向けていく勇気ときっかけをもらえました。
先輩の心遣いに大いに感謝しつつ、来年はマイナーに向かいそうになった時はこれを読み返して、宇宙霊と交信出来るように積極的な自分でいたいと思っています。
自分の心が今の自分を作っていることを肝に銘じて。

今年もたくさんの人にお世話になりました。
有難うございました。

音楽を演奏していくと云うことは、感謝の気持ちを忘れず人との関わりを大切にしていくことだと思った大晦日でした。
さて、今日はアーリーバードでカウントダウンライブ＆セッションです。

良いお年をお迎え下さい。

今月は印象的な夕焼けの日が多かったです。自宅からの夕焼け四景。

正確な位置は判らないけど、四国上空。松山に向かう飛行機から。

銀座

たまたま送れて到着したサンライズ瀬戸。岡山駅在来線ホームで。

チビと散歩

今年もあとわずか

今月も加速度的に日々が過ぎて気が付くともう今年もあとわずか、すっかりブログの更新をさぼってしまいました。

先々週の週末に僅か２日間だけでしたが、愛媛に帰ってきました。
新居浜では父の三回忌法要を行いました。
新居浜に帰ると、相次いで逝ってしまった両親には最後は寂しい思いをさせてしまったなあといつも申し訳なく思います。
自分が子供の頃に良くしてくれた叔父、叔母も年をとってしまいましたが、元気でこうして集まってくれて感謝の思いでした。

翌日は、来年コンサートをやる予定でいる新居浜駅前に新しく完成したあかがねミュージアムを見学して、松山に向かいました。

あかがねミュージアムからの新居浜駅とふるさとの山（前日の夜に撮影）

マイントピア別子のイルミネーション。残念ながら風呂は休みだった。


松山では大学時代に所属していた軽音楽部の定期演奏会があり、今年は記念すべき50回目だということでＯＢバンドが結成されて2部で演奏しました。
ＯＢもかなりの人数となり、現役の学生達は子供か孫のような世代です。
５０年と云う歴史と積み重ねを感じました。
ＯＢの中にはプロのミュージシャンになった者も数名いて、特にピアニストは５名のプロ奏者が全員参加しました。

現役とOBの集合写真

JR松山駅前の市内電車