240308@アーリーバード [LIVE]
Duke Pearsonというピアニストがいます。
60年代以降の活躍が目立つ人なので、遅れてきたBop Pianist と言えるかもしれません。
BlueNoteレーベルでは Horace SilverやSonny Clarkの後を担った人にあたるのでしょうが、ネット上ではB級ミュージシャンなんて書かれていました。
それはマイルスやコルトレーン、ビル・エバンスのようなイノベーターではないけれど、優れた作品を残したジャズミュージシャンという意味なのでしょう。
ジャズファンは名だたるミュージシャンを一通り聞くと、次の人を聞きます。
そうしてジャズミュージシャンの層の厚さを知り、奥深さを感じてくるようになると濃いジャズファンになっていくわけなのですね。ジャズ沼にハマっていくわけです。
今回のアーリーバードでは、そのDuke Pearsonの作曲による「Jeannine」からスタートしました。
軽快でとても良い曲ですが、転調も多くやり慣れないキーが多く出て来るので演奏するに中々難しい曲です。
そしてまた、ジャズファンにとってはやはり二巡目にあたると思われるTadd Dameronというピアニストがいます。
Dameronにはたくさんの佳曲があり、それらは今ではたくさんのジャズミュージシャンによって演奏されています。
そのDameronの「Mating Call」というコルトレーンの参加が大きなインパクトになっているアルバムの中から3曲ほど演奏しました。
多少、マニアックにお送りした1stステージの後の2ndでは久保田早紀で大ヒットした「異邦人」をAfroとSwingのリズムにアレンジして演奏しました。
昭和世代の人には喜ばれる題材ですが、少し狙い過ぎな気もしました。
いつもより少し静かな客席だったためか残念ながらアンコールの声がなく、せっかく用意していた八代亜紀の「舟唄」は出番がありませんでした。というわけで、次の機会にまた演奏したいと思います。
この日のセットリスト
1st
1) Jeannine
2) Gnid
3) Soultrane
4) Bye-Ya
5) On A Misty Night
6) That Old Feeling
2nd
1) Ihoujin(異邦人のAfro~Swing ver.)
2) Isfahan
3) Someday My Prince Will Come
4) Stardust (with N.Ogata-as)
5) Hi Fly
6) Tin Tin Deo
Takashi Ono (p)
Moriyoshi Shibuya (b)
Hidehiro Kanaizuka (d)
次回のこのメンバーでのアーリーバードはGW終盤の5月4日(土)になります。
ぜひ、聞いて下さいね。
ご予約をお待ちしています。
このアーリーバードでのライブの翌日は、台湾のDiva簡詩敏さんを招いて銀座シグナスでライブをやりました。簡詩敏さん(写真左)の番組のためにシグナス店内でインタヴューを受けるマスター(真ん中)と通訳のLaila Chengさん。
寂しいお知らせになりますが、その銀座シグナスは残念ながら5月いっぱいでクローズとなります。
閉める前に4月5日(金)にトリオで、また最後の5月31日(金)はカルテットで「Cygnus Last Live」をやります。
他にも出演予定がありますが、それぞれの月のスケジュールでお知らせ致します。
是非、お運び下さい。ご予約をお待ちしています。
60年代以降の活躍が目立つ人なので、遅れてきたBop Pianist と言えるかもしれません。
BlueNoteレーベルでは Horace SilverやSonny Clarkの後を担った人にあたるのでしょうが、ネット上ではB級ミュージシャンなんて書かれていました。
それはマイルスやコルトレーン、ビル・エバンスのようなイノベーターではないけれど、優れた作品を残したジャズミュージシャンという意味なのでしょう。
ジャズファンは名だたるミュージシャンを一通り聞くと、次の人を聞きます。
そうしてジャズミュージシャンの層の厚さを知り、奥深さを感じてくるようになると濃いジャズファンになっていくわけなのですね。ジャズ沼にハマっていくわけです。
今回のアーリーバードでは、そのDuke Pearsonの作曲による「Jeannine」からスタートしました。
軽快でとても良い曲ですが、転調も多くやり慣れないキーが多く出て来るので演奏するに中々難しい曲です。
そしてまた、ジャズファンにとってはやはり二巡目にあたると思われるTadd Dameronというピアニストがいます。
Dameronにはたくさんの佳曲があり、それらは今ではたくさんのジャズミュージシャンによって演奏されています。
そのDameronの「Mating Call」というコルトレーンの参加が大きなインパクトになっているアルバムの中から3曲ほど演奏しました。
多少、マニアックにお送りした1stステージの後の2ndでは久保田早紀で大ヒットした「異邦人」をAfroとSwingのリズムにアレンジして演奏しました。
昭和世代の人には喜ばれる題材ですが、少し狙い過ぎな気もしました。
いつもより少し静かな客席だったためか残念ながらアンコールの声がなく、せっかく用意していた八代亜紀の「舟唄」は出番がありませんでした。というわけで、次の機会にまた演奏したいと思います。
この日のセットリスト
1st
1) Jeannine
2) Gnid
3) Soultrane
4) Bye-Ya
5) On A Misty Night
6) That Old Feeling
2nd
1) Ihoujin(異邦人のAfro~Swing ver.)
2) Isfahan
3) Someday My Prince Will Come
4) Stardust (with N.Ogata-as)
5) Hi Fly
6) Tin Tin Deo
Takashi Ono (p)
Moriyoshi Shibuya (b)
Hidehiro Kanaizuka (d)
次回のこのメンバーでのアーリーバードはGW終盤の5月4日(土)になります。
ぜひ、聞いて下さいね。
ご予約をお待ちしています。
このアーリーバードでのライブの翌日は、台湾のDiva簡詩敏さんを招いて銀座シグナスでライブをやりました。簡詩敏さん(写真左)の番組のためにシグナス店内でインタヴューを受けるマスター(真ん中)と通訳のLaila Chengさん。
寂しいお知らせになりますが、その銀座シグナスは残念ながら5月いっぱいでクローズとなります。
閉める前に4月5日(金)にトリオで、また最後の5月31日(金)はカルテットで「Cygnus Last Live」をやります。
他にも出演予定がありますが、それぞれの月のスケジュールでお知らせ致します。
是非、お運び下さい。ご予約をお待ちしています。
銀座シグナス、5月で閉店ですか。
寂しくなりますね。残念です。
一度だけ入ったことあるのですが、
大きくて立派なお店だったように思います。
by そらへい (2024-03-12 20:16)
そらへいさん
ほんとに残念です。
1月に巣鴨のムーングロウが閉店しました。
シグナスとムーングロウはどちらも出演回数の多い店だったので、この先が困りそうです。
by taka-ono (2024-03-13 01:42)
お店の閉店は寂しいですね、ジャズファンは多いと思いますがまだマニアック的なんですかね〜〜、
by himanaoyaji (2024-03-18 04:44)
himanaoyaji さん
ジャズファンの嗜好や新しいジャズクラブのブッキングは若いミュージシャンが中心になっていると感じています。
これはいつの時代もそうだったので、健全なことだと思います。
僕はやれる場があればどこでも行ってやりますが、昭和の雰囲気を残した場所は少しずつ減っていくと思いました。
時の流れを感じますね。
by taka-ono (2024-03-20 10:49)