暮れゆく２０２２年

２０２２年が暮れようとしています。
コロナ禍、ウクライナでの戦争、円安、物価上昇など世相的にマイナス要因の多かった一年だったのではないかと思います。
個人的にも暮らしが脅かされるようなことがありました。
でも、そんな中たくさんの演奏の機会を与えていただき、関係者の方々には感謝の気持ちで一杯です。

今年は永年お世話になっている演歌歌手の吉幾三さんが、５０周年ということで全国ツアーをされました。それに加えて、一昨年と昨年にコロナ禍でキャンセルになったコンサートの振替などもあってずいぶん地方に行きました。

僕自身の活動では、愛媛で４月と１１月にコンサート、ライブをやらせていただきました。
西条市にある石川王国の石川先生が桜と紅葉の美しい一番良い時期に二回も呼んでくださり、本当に嬉しいことでした。
また１１月には、松山にある国重要文化財である萬翠荘の１００周年記念事業のイベントでソロピアノコンサートを催していただき、身に余る光栄なことでした。

東京では日に２本演奏する日も少なからずあって、正直言ってもうこれ以上無理なんじゃないかと思いながら演奏会場に向かったこともありました。
しかし、それらが僕自身のモチベーションを上げてくれ、前向きにさせてくれたのだと思います。
さらに頑張れる勇気をいただきました。

あっという間の６０代半ばになってしまいましたが、まだ道半ばでもあります。
来年は聞いて下さる皆様に少しでも何か残るものをお届け出来るようになりたいと思っています。
これからもよろしくお願い致します。

暮れゆく石神井川で